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消耗品交換

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消耗品交換

「まだ大丈夫」が、思わぬ出費に。定期交換で、安全もコストも守れます


クルマは毎日走るたびに、少しずつ確実に「消耗」しています。
タイヤやブレーキパッド、ワイパーゴム、オイル類などは、時間や走行距離とともに劣化し、本来の性能を発揮できなくなることも。「まだ走れるから大丈夫」と思っていても、突然のトラブルや事故につながる可能性もあります。
だからこそ、定期的な交換・点検がとても大切。このページでは、カーライフを安全・快適に保つために欠かせない「消耗部品」と「交換目安」をわかりやすくご紹介します。

赤い車

エンジン冷却水(LLC)

交換目安
通常タイプ(グリーン/レッドの従来型LLC)
初回交換目安:2年または走行4万kmごと
以降:2年または走行2〜3万kmごと
■ スーパーLLC(長寿命タイプ/ピンク・ブルーなど)
初回交換目安:7〜10年 または走行10万〜16万km
以降:5年または走行5万kmごと


エンジンオイル

交換目安
■ 一般的なガソリン車
走行距離:3,000~5,000kmごと
または期間:6か月ごと
■ 合成油(高性能オイル)使用車
走行距離:7,000~10,000kmごと
または期間:6〜12か月ごと
■ 軽自動車(短距離走行が多い場合)
走行距離:3,000kmごとが理想的
※エンジン負荷が大きくオイルが汚れやすいため
■ ディーゼル車
走行距離:5,000kmごと(または半年ごと)
※すすや汚れが多く混ざりやすいためやや短め


エンジンオイルフィルタ

交換目安
■ 通常使用の場合
オイル交換2回に1回が基本 例:オイル交換が5,000kmごと → フィルタ交換は10,000kmごと
■ 負荷のかかる使い方をしている場合(短距離走行、渋滞が多い、山道や高速頻繁など)
オイル交換と同時(毎回)に交換するのが理想的

パワーステアリング用油圧ホース

交換目安
目安距離:10年または10万km前後
ただし、劣化症状が出れば早期交換が必要です。


ステアリングタイロッドエンド

交換目安
目安距離:10万km前後で劣化が進む傾向あり
ただし、走行環境(悪路や雪道、段差の多い道)によっては早期劣化もあり
定期点検時(車検・法定点検)でのガタ・ブーツ破れがあれば即交換


ブレーキディスクキャリパのゴム部品

交換目安
距離目安:10万km前後
年数目安:7〜10年 → ブレーキの使用頻度や保管環境によっては5年程度でも劣化が進行する場合あり


ブレーキホイールシリンダのゴム部品

交換目安
年数目安:7〜10年
距離目安:10万km前後
ただし、ゴムの劣化は経年に強く依存するため、「年数による劣化」が最も重要な判断基準です。

エア・クリーナ・エレメント

交換目安
走行距離:15,000〜20,000kmごと
または期間:1年〜2年ごと

交換が必要なサイン
フィルターが黒ずんでいる・ホコリが詰まっている
燃費が悪化した
アクセルを踏んでも加速が鈍い
エンジン音が大きくなる、アイドリングが不安定


スパーク・プラグ

交換目安
標準タイプ(ニッケル合金プラグ)
走行距離:15,000〜20,000kmごと
低価格車や軽自動車によく使われるタイプ
■ 白金プラグ(プラチナプラグ)
走行距離:70,000〜100,000kmごと
耐久性に優れ、近年の多くの車に標準採用される傾向
■ イリジウムプラグ
走行距離:80,000〜100,000kmごと
白金よりさらに耐久性・着火性能に優れ、スポーツ車や高性能車にも多く採用

交換時期の症状説明
・エンジンの始動性が悪い
・アイドリングが不安定・振動が大きい
・加速が鈍い、パワーが出ない
・燃費が悪化してきた


タイミング・ベルト

交換目安
走行距離:10万kmごと
年数目安:10年以内(距離に満たなくても経年劣化あり)
※ベルトがゴム製のため、年数による硬化・亀裂もリスクとなります。

交換を怠ると…
ベルトが切れると、ピストンとバルブが衝突しエンジンが破損(重篤なエンジントラブル)
修理費用は数十万円以上になることも
特に「干渉型エンジン(インターフェレンス式)」では即エンジン損傷に直結

交換時のポイント
ウォーターポンプ・テンショナーなども同時交換が一般的(部品が隣接し、同じタイミングで劣化するため)

ブレーキ・マスタ・シリンダのゴム部分

交換目安
年数目安:7〜10年
走行距離目安:10万km前後
ゴム部品は経年劣化により硬化・ひび割れ・変形を起こしやすく、年数での判断がより重要です。


ブレーキ・ホース

交換目安
年数目安:10年ごと
走行距離目安:10万km前後

ブレーキホースが破損すると、ブレーキが効かなくなるという命に関わる重大トラブルに直結します。
特に古い車や長く乗っている車両は、外観が問題なくても内部劣化している場合あり。前後まとめて全数交換がおすすめです。


ブレーキ・フルード

交換目安
期間目安:2年ごと(メーカー推奨)
※走行距離に関係なく、経年劣化を基準に交換します

なぜ2年で交換するの?
ブレーキフルードは吸湿性が高く、空気中の水分を吸収します → 水分が増えると沸点が下がり、高温時に気泡が発生(ベーパーロック現象) → 最悪の場合、ブレーキが効かなくなる危険も!
吸収した水分は、ブレーキ内部の金属部品を錆びさせる原因にもなります

整備のポイント
車検ごとに必ず交換するのが理想的(2年に1度)
「DOT3」「DOT4」などの規格を車種に合わせて使用
長期間交換していないと、マスターシリンダやホイールシリンダ内のゴム部品を傷める原因にもなります

日本自動車整備振興会連合会のHPより転載

長期間使用した車両の故障・不具合事例
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